不動産売却の流れ|初めての方が最初に知りたい7段階
不動産売却は、広告を出して買主を探すだけではありません。権利・ローン・建物状態を確認し、契約後も引越し、抵当権抹消、税金の手続きがあります。本記事は初めての方が全体を短時間で把握する入口記事です。各工程の詳しい内容は、既存の10ステップ記事で確認できます。

STEP1:目的と希望条件を整理する
売却理由、希望価格、いつまでに引き渡したいか、価格と早さのどちらを優先するかを決めます。住み替えなら新居購入と仮住まいも一緒に計画します。
STEP2:書類・権利・ローンを確認する
登記名義、共有者、相続登記、住宅ローン残高、抵当権、境界、建築資料を確認します。権利証が見つからなくても相談できますが、決済前に司法書士との手続きが必要です。
STEP3:査定を依頼する
机上査定の後、必要に応じて訪問査定を受けます。査定額は売却を保証する価格ではありません。近隣成約事例、建物状態、接道、需要を基に査定根拠を確認します。
STEP4:方法と会社を選ぶ
仲介は市場で買主を探し、買取は不動産会社が直接買います。仲介を依頼する場合は、一般・専任・専属専任の媒介契約から選び、販売方針、広告、報告方法を確認します。
STEP5:販売・内覧・条件交渉
売出価格を決め、広告を開始します。居住中でも売却可能です。購入申込みが入ったら、価格だけでなく手付金、ローン、契約日、引渡日、残置物、契約不適合責任を確認します。
STEP6:売買契約を結ぶ
重要事項や契約条件の説明を受け、署名・押印し、買主から手付金を受領します。設備不具合、雨漏り、近隣問題、人の死など、知っている重要な事実を隠してはいけません。

STEP7:決済・引渡し・売却後の税金
残代金を受領し、ローンを完済して抵当権を抹消し、所有権移転登記と鍵の引渡しを行います。売却益が出た場合や特例を利用する場合は、翌年に確定申告が必要となることがあります。契約書と費用の領収書を保管してください。
期間が延びやすいケース
- 相続登記や共有者の合意が未了
- 境界・越境・測量が必要
- ローン残高が売却代金を上回る
- 再建築不可や借地など権利制限がある
- 引越し先が決まらない
期限がある場合は、販売開始日ではなく準備段階から逆算します。
よくある質問
売却には何か月かかりますか?
物件と価格で異なります。販売期間に加え、契約から引渡しまでの期間も必要です。相続・測量等があれば早めに始めます。
住みながら売れますか?
はい。内覧日時と室内の見せ方を調整します。
査定を受けると契約しなければいけませんか?
いいえ。査定根拠と手取りを確認してから判断できます。