売出価格を決めて販売活動を始める
媒介契約を結んだら、売出価格と販売方法を決めて、買主を探す活動を始めます。

売出価格は「希望」だけで決めない
売出価格は売主が最終的に決めます。
ただし、希望金額だけで高く設定すると、購入希望者から比較対象に入れてもらえず、販売期間が長くなることがあります。
一方、最初から必要以上に低い価格へ設定すると、売却後に後悔する可能性があります。
売出価格を決めるときは、次の要素を検討します。
- 周辺の成約事例
- 現在販売中の競合物件
- 土地や建物の状態
- 駅距離や道路条件
- マンションの階数・向き・管理状態
- 売却希望時期
- 購入希望者からの価格交渉の余地
- 住宅ローン残高と売却費用
売出価格は一度決めたら変えられないものではありません。
ただし、短期間に何度も価格を変更すると、購入希望者から「まだ下がるのではないか」と見られることもあります。
販売開始前に、いつ、どのような反応がなければ価格や販売方法を見直すのか、あらかじめ基準を決めておくとよいでしょう。
主な販売活動
不動産会社は、物件や媒介契約の内容に応じて、次のような販売活動を行います。
- 不動産流通機構への登録
- 不動産ポータルサイトへの掲載
- 自社ホームページへの掲載
- 登録顧客への紹介
- チラシや現地看板
- 他の不動産会社への情報提供
- オープンハウス・現地見学会
- 写真・間取り図・販売資料の作成
どの方法を使うかは、物件の種類や売主の希望によって異なります。
近所に売却を知られたくない場合は、広告範囲を限定する方法も考えられますが、買主へ届く情報が少なくなり、売却期間や価格に影響する可能性があります。
公開範囲を狭めるメリットとデメリットを理解したうえで判断しましょう。

このSTEPで大切なこと
売却価格だけで判断せず、期限、諸費用、住宅ローン返済後の手取り額、引渡し条件とのつながりを確認しましょう。説明の根拠や期限は書面でも確認することが大切です。
よくある質問
売却すると決める前でも相談できますか?
相談できます。現在の状況を伝え、売却した場合の流れ、費用、期間、手取り額の見通しを確認してから判断しましょう。
分からないことがあるまま次へ進んでもよいですか?
契約条件や期限、税金に関わるため、疑問点はその都度確認してください。口頭説明だけで判断せず、重要な条件は書面で確認しましょう。
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