内覧対応と購入条件の交渉を行う
購入希望者が現れたら、戸建てやマンションでは室内の内覧を行うことがあります。
土地の場合も、現地確認や境界、道路、越境などの確認が行われます。

住みながらでも売却できる
現在住んでいる家でも、売却活動を進めることはできます。
実際に、住みながら内覧へ対応し、売買契約後に引っ越すケースは珍しくありません。
ただし、購入希望者が見学しやすいよう、次の点を意識するとよいでしょう。
- 玄関や水回りを清潔にする
- 荷物を整理して部屋を広く見せる
- カーテンを開けて明るくする
- 換気をして生活臭を抑える
- 収納の中も見られる可能性を考える
- ペットや貴重品の管理を行う
- 購入希望者の質問には分かる範囲で正直に答える
すべてを新品同様にする必要はありません。
高額なリフォームを行う前に、費用をかけた分だけ売却価格が上がるのか、不動産会社と相談することが大切です。
購入申込みと条件交渉
購入希望者が購入申込書を提出すると、一般的に次の条件が示されます。
- 購入希望価格
- 手付金の額
- 住宅ローン利用の有無
- 売買契約の希望日
- 引渡し希望日
- 残置物や設備に関する希望
- 境界や測量に関する条件
- 契約不適合責任に関する条件
売主は、価格だけでなく、契約時期、引渡し時期、住宅ローンの状況などを含めて判断します。
複数の申込みがあった場合でも、必ず最も高い金額を提示した人へ売らなければならないわけではありません。
売主が重視する条件に合う相手を選びます。
価格交渉を受けたときの考え方
価格交渉を受けると、「値下げしないと売れないのか」と不安になることがあります。
しかし、交渉を受けたからといって、必ず応じる必要はありません。
次の点を整理して判断します。
- 販売開始からどれくらい経過しているか
- 問い合わせや内覧がどの程度あったか
- 競合物件と比べて価格は適正か
- 値下げ後も住宅ローンや諸費用を支払えるか
- 引渡し時期など、価格以外の条件はよいか
- 断った場合に次の買主が見つかる可能性はあるか
単純に「値引き額が大きいから断る」「早く売りたいから受け入れる」のではなく、売却全体の条件で判断しましょう。

このSTEPで大切なこと
売却価格だけで判断せず、期限、諸費用、住宅ローン返済後の手取り額、引渡し条件とのつながりを確認しましょう。説明の根拠や期限は書面でも確認することが大切です。
よくある質問
売却すると決める前でも相談できますか?
相談できます。現在の状況を伝え、売却した場合の流れ、費用、期間、手取り額の見通しを確認してから判断しましょう。
分からないことがあるまま次へ進んでもよいですか?
契約条件や期限、税金に関わるため、疑問点はその都度確認してください。口頭説明だけで判断せず、重要な条件は書面で確認しましょう。
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